メッセージ

夢を地図に残す「環境都市工学科」
学科長
学科長 吉村優治
(岐阜高専14期生,OBです)

人間は,大昔から,自然の恵みを利用するためや自然の脅威から身を守るために,いつも自然に働きかけ,人間の暮らしに適した環境に作り変えながら生活してきました.いま,我々人間がこの地上に生活できるのは,これまでのたゆまない努力によって,環境が適切に形成されてきたからです.

しかし近年,科学技術の目覚ましい進歩により,世界人口の爆発的な増加と急速な都市集中を引き起こし,人間の自然に働きかける力が飛躍的に増大したため,生態系のバランスを壊すなどの様々な問題が生じています.この環境問題は,人間自身の生存をおびやかす恐れがあり,毎日の生活に直結したきわめて重大なものとなっています.

環境都市工学は,人間の生活空間の都市化に対応して,人に優しく自然と調和した街を創るとともに,生活がより安全・快適・便利に営まれるような社会基盤(英語で「インフラストラクチャ」といいます.)の整備について考える学問です.

たとえば,蛇口をひねれば出てくる水や子どもの時遊んだ公園から高速道路や新幹線の建設まで含まれます.環境都市工学科では,これらを生活環境,運輸・交通,地域・都市計画,エネルギー・情報,安全・防災の 5 つの技術分野に整理し,その基礎的な事柄を学びます.

本学科卒業生の就職先は,次のページ(卒業後の進路)にも紹介していますが,国家公務員,地方公務員(県庁,市役所),そして電力やガスなどのエネルギー,鉄道などの運輸関係が多いのが特徴です.

学科のアドミッションポリシー

環境都市工学科では次に当てはまる学生の入学を待っています.

  • 環境負荷を低減した都市のライフライン(エネルギー・交通・上下水道などの生活や産業を支えているもの),自然災害に強い安全な都市づくりについて学びたい人
  • 公共事業にたずさわる技術者として社会に貢献したい人
  • 元気がありリーダーシップを発揮できる人
高専で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています.